1月の合同カンファレンスの報告

【文責】森田大悟、大羽宏樹【所属】股関節班

2017年1月19日、研究棟1号館地下1階会議室において、名古屋大学整形外科合同カンファレンスが開催されました。今回は岐阜県立多治見病院が担当されました。

1.「脊椎手術時の局所鎮痛剤カクテル注射による術後鎮痛」  高津 哲郎 先生

人工膝関節置換術時に使用される局所鎮痛剤カクテル注射を脊椎手術にも応用し検討を行った。術後の鎮痛効果を確認することができ、脊椎手術においても有効であると考えられた。

2.「整形外科・手外科領域における新しい治療器械の開発 -医療機器メーカーとのコラボレーション、発明の楽しさ・開発の難しさ-」 新井 哲也 先生

演者はこれまで整形外科領域における発明を医療機器メーカーと共同で行なってきた。医療器械の開発過程は煩雑であり、製品化には熱意と実績が必要である。近年、医療機器は海外からの輸入品に依存しているため、本邦からの開発を今後は期待したい。

3.「劇症型溶連菌感染症による壊死性筋膜炎3例の治療経験」 大野 徹二郎 先生

近年、劇症型溶連菌感染症による壊死性筋膜炎の症例が増加している。背景として感染絶対者数の増加や高齢化が考えられる。24時間以内に多臓器不全が完成する急激な進行を示す感染症であり、初診時に疑うことが重要である。/p>

ショートレクチャー 「成長期における下肢変形矯正と脚長補正」 小児班 杉浦 洋 先生

成長終了後に下肢の変形矯正や脚長補正を行なうためには骨切り術や骨延長術が必要であるが、骨端線が閉鎖していない成長終了前であればエイトプレートによる低侵襲な方法で可能である。下肢の角状変形や脚長差を示す症例があれば、骨端線が閉鎖していない成長期にご紹介頂きたいとの内容であった。

症例検討

73歳女性、20年前に実施された上腕骨近位端骨折術後の偽関節症例について検討を行った。

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