6月の合同カンファレンスの報告

【文責】大田恭太郎、小清水宏行【所属】脊椎班

2017年6月8日、研究棟1号館地下1階会議室において、名古屋大学整形外科合同カンファレンスが開催されました。今回は三河青い鳥医療療育センターが担当されました。

演題1「Gait Labo の紹介」則竹 耕治 先生

第二青い鳥学園は、平成28年4月に名称を「愛知県三河青い鳥医療療育センター」に改め、岡崎市内に新築移転した。新施設にGait Laboを立ち上げ、三次元歩行分析を行っている。対象は主に脳性麻痺の患者さんであり、術前と術後に歩行分析を行い、手術治療の効果判定をしている。

演題2「5歳未満のペルテス病の治療成績」神谷 庸成 先生

5歳未満に発症したペルテス病の治療成績を提示された。低年齢発症のペルテス病の多くは壊死範囲が大きいため、装具によるContainment療法を行うことが望ましい。

演題3「三次元歩行分析のcase presentation」杉浦 洋 先生

脳性麻痺の症例に術前と術後、三次元歩行分析を行なった。術前の歩容異常が手術によって改善されたことが動画とグラフによって示された。

「関節リウマチの診断」リウマチ班 渡部 達生 先生

関節リウマチの診断には、単純レントゲン検査と抗CCP抗体検査が重要である。単純レントゲンにて骨びらんを認めない場合は、2010 ACR/EULARの基準によって判断する。しかし診断の特異度が1987年基準と比べて下がっていることから、他疾患との鑑別が重要であるとされている。抗CCP抗体は関節炎進展のリスク因子であり、関節リウマチの発症前から陽性になる場合が多い。

6月の合同カンファレンスの報告