7月の合同カンファレンスの報告

【文責】草野大樹、金子慎哉【所属】股関節班

2017年7月20日、研究棟1号館地下1階会議室において、名古屋大学整形外科合同カンファレンスが開催されました。今回は長野赤十字病院が担当されました。

演題1「当院の骨転移に対する取り組み」長谷川 弘晃 先生

院内の骨転移症例に対するCancer Boardと骨転移登録システムが紹介させた。整形外科への紹介者数は増加し、骨転移患者の早期からの把握と介入につながっている。

演題2「関節リウマチ患者に対する在宅訪問薬剤指導」林 真利 先生

高齢発症のRA患者は徐々に増えており、認知機能が低下している患者も含まれる。そのため服薬アドヒアランスを向上させるため今後はチーム医療が重要である。在宅患者訪問薬剤管理指導を開始したところ、疾患活動性は有意に低下し、その有効性が示された。

演題3「整形外科医が知っておくべき診断書のポイント」出口 正男 先生

自賠や労災の診断書を記載するポイントが示された。後遺障害に関する注意点、CRPSなどの取扱いについて解説が行われた。さらに医業類似行為の同意についての注意事項も示された。

症例検討:「長野赤十字病院と熊外傷」 前田 真崇 先生

平成28年度の長野県の熊出没件数は119件であった。熊外傷は感染の可能性が高く、四肢より顔面外傷が多い。十分な洗浄とデブリ、嫌気性菌をカバーする薬剤の使用が必要である。

7月の合同カンファレンスの報告