No.005 井上太郎

【所属】脊椎班【出身校】浜松医科大学(平成19年卒)【研修時期】平成19年度
井上太郎(image)

脊椎班井上太郎

整形外科を目指した理由

まず大前提として、私は父が整形外科医であり、医者、特に整形外科医は子供の時から身近な存在でした。しかし、特に親から整形外科に行くことを強制されたことはなく、大学を卒業した時点では整形外科、産婦人科、消化器外科で迷っていました。研修医をしていた間、整形外科の先輩のDrの人間性、また整形外科の手術の繊細さ・ダイナミックさの両面に惹かれ、整形外科に入局することを決めました。

研修医時代の経験

私は初期研修、整形外科後期研修時代は豊橋市民病院で研修・勤務しておりました。救急病院としても有名な病院であり、特に整形外科に入った後期研修の時代は深夜に帰ることも多く、緊急手術も多く経験し、とにかく外傷の初期マネージメント、手術、術後管理に必死でした。当時生まれた子供がしばらく私の顔を覚えてくれず、少し寂しい思いもしました。しかし多忙ではありましたが、それでも人生で1、2を争う楽しい時代でした。また、あんなに忙しかったはずなのに、明け方まで飲みに行くこともよくありました。どこにそんな時間があったのか、今となってはよく分かりません。

脊椎外科を目指した理由

私は整形外科医となった当時、外傷外科が大好きでした。また、専門としては関節系を考えておりました。正直、脊椎外科は1.怖い 2.あまり良くならない という漠然とした印象があったように思います。しかし、1.についてはいまだ変わりませんが、2.については決してそんなことはないことが経験していくうちに分かってきました。手術は繊細かつダイナミックであり、徐々に惹かれていったことを覚えています。また、診断学が極めて重要で、「どんな症状」があって、「どんな所見があるから」、「どうすればよいか」と考えることが自分の肌に合っていたと思います。

今後の目標

まず、なんでも「やっておきますよ」と言うことができる整形外科/脊椎外科医になることが目標です。また、患者は痛みからくる強い不安を背負って我々の外来にやってきます。その不安に寄り添い、理解し、対応できる医者になれればと考えています。

入局に迷っている後輩の先生方へ

整形外科は、脊髄、末梢神経から筋骨格系まで人体の幅広い分野を網羅しており、もはや「整形外科学」としてはくくれない奥深い分野となっております。名古屋大学整形外科は日本屈指の巨大医局であり、先生方のニーズ・情熱に答えられると思います。多くの方々が整形外科の門を叩くことを期待しております。