No.002 竹上 靖彦

【所属】股関節班【出身校】自治医科大学(平成14年卒)【研修時期】平成14年度から
竹上 靖彦(image)

医員竹上 靖彦

整形外科医を目指した理由

自治医大の卒業生としてへき地勤務が義務付けられておりました。へき地では他人に頼らずに、また幅広く患者さんを見ることが必要となります。そこで外科系を希望していたため整形外科を専攻することとしました。整形外科は手術がメインです。しかしその手術前後の保存療法、リハビリテーションなど1人の患者さんでも間断なく続く診療が必要です。また診療科の幅の広さとして、小児から高齢者までの、手の外科から脊椎まで四肢躯幹をほぼ網羅しています。さらに、外傷のような急性期疾患からリウマチのような慢性疾患までも対応します。筋骨格系という1つの入口から多種多様な患者さん、疾患を経験できるということもへき地で何でも見なければならないのだろうと考えていた当時の自分のニーズとも一致しました。

研修医時代の体験

研修期間は救急外来で「整形外科救急は竹上24時間すべてコール」という無茶なこともしていました。多忙でありましたが楽しい毎日でした。これも周囲に素晴らしい部長、上司、先輩、同僚がいてくださったおかげです。整形外科には人間的に魅力的な人がたくさんいるように思います。当時の部長はその患者さんへの誠実な態度、診療チーム全体のことを常に考えながら先頭で働くことなど、今でも私の医師としてのロールモデルです。当時の上司、先輩、同僚とは今でも良い関係で仕事のみならずプライベートでも良い関係です。

名大整形外科の強みとは

当医局は日本最大の医局の1つです。大きな医局であることで基礎から臨床まで、地域医療から高度専門医療まで自分の努力次第でどのような経験をすることでも可能だと思います。

整形外科医としてのやりがい・喜び

私自身は現在博士課程にて基礎研究に主に従事させていただきながら股関節の診療にも携わらせて頂いております。基礎研究、臨床研究を通じて世界と競っている感覚は大学病院でしか経験出来ないものだと思います。また整形外科は機能外科です。自分の手術の結果が患者さんの疼痛の軽減などはっきりと患者さんの生活の質を回復できることを実感できることは整形外科医ならではの喜びだと思います。

私の目指す姿

大学時代の恩師が「患者さんはあなたに頭を下げているわけではない。あなたの着ている白衣に頭を下げているのです。白衣が無くても信頼を得られるような医師になりなさい」とおっしゃっておられました。私自身はそのために、昨日より今日、今日より明日、より良い医療を患者さんに提供できるように休みなく日々研鑽を積んでゆければと思っています。