医局長を終了して
―人事は永遠にー
名古屋大学整形外科 講師 安藤圭
平成11年(1999年)卒安藤圭と申します。
2018年より医局長を拝命し約500名の勤務医、79の関連施設を全て把握、人事を司るというこれまでにない貴重な経験をさせていただきました。
医局長の主な仕事は「人事」です。一般企業には「人事部」という部署がございますが、当然医師という職業において人事という役職はございません。我々にとって様々な施設、部長、上司、サブスペシャリティを持つ医師とともに働くことが自身の成長に直結します。そこで、医師の異動に関与する、人事を司る役職にあたるのが医局長です。名整会は幸い、「人」の多く所属している団体です。人の数は、医師が一人前になるために必須なツールであり、医局長は大変な職種ではございますが、毎年入局される先生方にとって魅力のある医局であり続けることを目的に自身のモチベーションを昇華することで継続してきました。名整会は成長し続けます。
名整会専門医プログラムに入会を検討される先生方へ、是非一緒に働き、魅力ある整形外科医として成長していきましょう。
最後に、医局長業務を支えていただいた、前医局長関先生、次期医局長三島先生、次期副医局長浅井先生、手の外科担当岩月先生、専攻医担当竹上先生に心より感謝すると同時に、今後の名整会の発展に微力ながら貢献させていただく所存です。