小児班

小児班
Mission: 『発達』を念頭に置きながら診察や治療にあたっております。

小児班は乳幼児期から成長終了までの期間に発症する運動器疾患を対象としております。子供は大人のミニチュアではなく身体、精神ともに発達していく存在です。我々は常にこの「発達」を念頭に置きながら診察や治療にあたっています。
毎週月曜日に小児専門外来を、火曜日に手術治療を行っています。
また研究面においては、過去の診療を真摯に見つめ直し、創意工夫を凝らしてより良い治療成績を目指します。さらに種々の骨系統疾患や難病の分子病態に基づいたトランスレーショナルリサーチを進め、骨系統疾患を有する患者さんのQOL改善に貢献します。

診療方針
患児の身体や精神の発達状況を考慮しながらギプスや装具による保存治療、骨や軟部組織を操作する手術治療を選択します。小児の運動器疾患は時に年余にわたる治療期間を必要とし、障碍によっては正常な運動能力を期待できないことがあります。こうした場合診療方針を共有する関連病院・療育施設と連携して治療にあたり、患児のみならずご家族の身体的・心理的なご負担の軽減に努めます。
特徴的な治療
発育性股関節脱臼の保存的整復:伝統的に発育性股関節脱臼の整復は非手術的に行っています。たとえ歩行開始後であっても3~4歳までは徹底して保存的整復を目指します。
臼蓋形成不全やペルテス病に伴う大腿骨頭壊死症:包み込み療法としてのソルター骨盤骨切り術を行っています。
低身長症に対しては、骨延長術を、また脚長差に対しては骨延長術または骨端抑制術を行っています。
研究概要
乗り物酔い防止薬の成分であるメクロジンには、軟骨無形成症において過剰に亢進し骨の成長を妨げているFGFR3 (fibroblast growth factor receptor 3)シグナルの活性を抑制する働きがあることを見出しました。現在臨床応用に向けてさらなる研究を行っています。

准教授
三島健一 Kenichi Mishima

卒業年度
2000年
専門
小児整形外科
骨軟骨代謝
股関節
足部変形
骨延長
骨系統疾患

講師
松下雅樹 Masaki Matsushita

卒業年度
2002年
専門
小児整形外科
骨系統疾患
骨・軟骨代謝

医員
神谷庸成 Yasunari Kamiya

卒業年度
2006年
専門
小児整形外科
脳性麻痺
骨・軟骨代謝

大学院生
澤村健太 Kenta Sawamura

卒業年度
2012年
専門