2026年2月17日 Nagoya Orthopaedics Expert Seminarを開催しました

2月17日、Nagoya Orthopaedics Expert Seminarを開催しました。

まず、豊田厚生病院 整形外科に研修でいらしている笹尾 真司先生から、「外傷脊椎手術における『最適解』を探る」をご講演いただきました。
信州大学医学部附属病院は長野県唯一の高度救命救急センター。ウインタースポーツによる脊椎脊髄損傷は多い。頚髄損傷は二次障害を防ぐ必要がある。患者ごとの背景を病態に応じて最適解を考える。

講師には、秋田大学 保健学専攻理学療法学講座 教授 本郷道生先生をお招きし、「脊柱変形の保存療法(背筋力の重要性) ~痛みと変形の改善を目指して~」と題してご講演いただきました。高齢者脊柱変形の保存療法は重要。手術は変形や疼痛の改善に有効ではあるが、合併症の危険性は依然高く、固定術に伴うADL障害もある。保存治療は介入の定量的定義がないことが課題。脊柱後弯は背筋運動により改善しうることがわかったため、背筋力強化が保存治療の中心となりうる。また、骨密度は変化しないが、椎体骨折を低減できる可能性がある。活動性が低い高齢者への介入をどうするかが今後の課題として残る。

多数の先生方にご参加いただき、誠にありがとうございました。