
米田英正先生 学会賞外科部門(第37回日本末梢神経学会学術集会)
この度、第37回日本末梢神経学会学術集会において、「患者立脚評価Hand20を用いた手根管開放術の術後成績予測AIモデルの構築と検証」について学会賞をいただきました。受賞にあたり,モデル作成やデータベースの作成にご協力いただきました手の外科の先生方に厚く御礼申し上げます。
手根管症候群は安定した疼痛やしびれの緩和効果がある一方で,運動麻痺や手の機能の改善については個人差があります。今回の研究では,名古屋大学手の外科で過去に開発した患者立脚評価Hand20を用いた機械学習での予測モデルを作成し,手の機能面での一定の確率での予測を可能としました。またAIのブラックボックスの課題にも取り組み,SHAP解析を行い,結果を左右するモデル構造にも踏み込みました。これらの成果については近日中に国際雑誌に掲載予定です。本研究の次の目標として,多施設でのexternal validationやAIのチューニングに努めてまいります。
米田英正