膝肩・スポーツ班

膝肩・スポーツ班
Mission:各種膝疾患・肩疾患およびスポーツ障害の患者さんを対象として診療を行っています

若年者のスポーツによる膝関節痛、靱帯損傷、軟骨障害、肩関節痛、反復性脱臼などから中高年の膝関節痛に対する骨切り術、人工関節置換術、肩関節痛に対する関節鏡下腱板修復術、人工関節置換術(リバース型人工関節も含む)まで幅広い疾患に対応しています。
毎週木曜日に専門外来を、水曜日に手術治療を行っています。
また研究面においては、関節構成組織を全般を対象とし、関節軟骨のみならず、腱や筋肉に関する研究を進めています。

診療方針
あらゆる膝疾患・肩疾患およびスポーツ障害の患者さんを対象として診療を行っています。
特徴的な治療
膝靭帯損傷:前十字靭帯損傷に対しては、関節鏡を使用して元の靭帯により近づくように解剖学的二重束再建術を行い、プロ選手を含めたハイレレベルなスポーツ選手に対しても良好な結果を得ています。 また転倒や交通事故による受傷の多い後十字靭帯損傷に対しても関節鏡を用いた解剖学的二重束再建術を、さらには2本以上の靭帯損傷を合併した複合靭帯損傷の治療も行っています。
変形性膝関節症:膝周囲骨切り術(大腿骨遠位・脛骨高位)や人工関節置換術などの手術治療を行っています
肩関節障害:腱板断裂に対しては関節鏡下腱板修復術行っています。高度に肩関節が破壊されている場合には人工関節置換術やリバース型人工肩関節置換術も行っています。
研究概要
臨床:腱板断裂に対する手術の治療成績・反復性肩関節脱臼の画像評価に関する研究。人工膝関節置換術、前十字靭帯断裂に対する手術の治療成績。サッカー選手における足関節捻挫に関する研究。少年野球における肘疾患、股関節疾患の疫学的研究を行っています。
基礎:変形性関節症由来の軟骨細胞による内在性ヒアルロン酸の働きに関する研究。サルコペニア、ダイナペニア診断のための血液マーカー、画像診断に関する研究。腱の発生や腱損傷修復過程に関して腱の損傷時に生じる変化を動物の腱を用いて評価など関節構成組織に関する基礎研究を行っています。

講師
石塚真哉 Shinya Ishizuka

卒業年度
2002年
専門
膝・肩関節鏡手術
膝・肩人工関節手術
変形性膝関節症治療
スポーツ整形
軟骨・腱・筋・ヒアルロン酸の基礎研究
サポートしているスポーツチーム
名古屋グランパス 中日ドラゴンズ

助教
大羽宏樹 Hiroki Oba

卒業年度
2007年
専門
スポーツ医学
肩関節疾患
膝関節疾患
腱に関する基礎研究
サポートしているスポーツチーム
豊田通商ラグビー部ブルーウィング

医員
坂口健史 Takefumi Sakaguchi

卒業年度
2009年
専門
肩関節疾患
膝関節疾患
スポーツ医学
水泳の外傷・障害
腱に関する基礎研究
サポートしているスポーツチーム
水泳日本代表 (世界水泳、東京オリンピック帯同)

医員
水野隆文 Takafumi Mizuno

卒業年度
2010年
専門
肩関節疾患
膝関節疾患
スポーツ整形
サルコペニア研究
サポートしているスポーツチーム
名古屋グランパス

医員
川島至 Itaru Kawashima

卒業年度
2012年
専門
膝関節疾患
肩関節疾患
スポーツ整形
骨代謝に関する基礎研究
サポートしているスポーツチーム
FC岐阜

大学院生
藤井整 Sei Fujii

卒業年度
2013年
専門
膝関節疾患
肩関節疾患
スポーツ整形

大学院生
吉田和樹 Kazuki Yoshida

卒業年度
2014年
専門
膝関節疾患
肩関節疾患

大学院生
杉本遼介 Ryosuke Sugimoto

卒業年度
2016年
専門
膝関節疾患
肩関節疾患
スポーツ整形

大学院生
清水景太 Keita Shimizu

卒業年度
2016年
専門
膝関節疾患
肩関節疾患
スポーツ整形

大学院生
片山雄二郎 Yujiro Katayama

卒業年度
2016年
専門
膝関節疾患
肩関節疾患
スポーツ整形