岩瀬賢哉/浜松医科大学/平成26年卒
整形外科に興味を持っている学生、研修医の皆さん。こんにちは。
僕は現在整形外科として働いて3年目の専攻医です。
毎日楽しく研修生活を送っていますので、今回は整形外科の魅力に関してお伝えします。
専攻医から見た名古屋大学整形外科の専門研修について
整形外科とは
まず、皆さんは整形外科という診療科に対してどのようなイメージを持っているでしょうか。
整形外科は骨・軟骨・腱・筋肉・靱帯・脊髄などから構成される運動器を全て対象としています。また、生後0日の新生児から100歳を超える高齢者まで幅広い年齢層の患者さんを診察しますので、人生100年と言われている現在の超高齢社会での需要はますます高まっています。
整形外科の醍醐味
僕が整形外科をしていて一番嬉しさを感じるのは、痛みで動けない患者さんが自分の行った治療や手術後に元気に歩いて外来に来てくれる時です。病院に来た時には痛みで苦しんでいた患者さんが、笑顔でリハビリをする姿や「こんな事もできるようになりました。」と外来で報告してくれるたびに、自分も自然に笑顔になってしまいます。
もちろん、最初から全て上手くこなせるなんて事はありません。後期研修が始まると、皆さんは整形外科としての基本手技を外傷中心に学んでいくことになります。初期研修で学んでいたことが通用しない世界になるので自分では思い通りにいかない事ばかりですが、技術のある先輩医師達から多くの技術を学んでいくことになります。
名古屋大学の整形外科医局に関して
名古屋大学の整形外科医局には脊椎脊髄外科、膝肩スポーツ外科、手の外科、股関節外科、関節リウマチ外科、骨軟部腫瘍外科、小児整形外科といった7つの専門分野があります。特に名古屋大学の整形外科医局は同門が900人以上と中部地区のみならず全国でも大規模であり、各分野のエキスパートが揃っている非常に魅力的な医局です。もちろん、皆明るく楽しい先輩達ばかりです。
より専門性の高い技術、知識を学びつつ、やりがいのある仕事を楽しくやっていくにはうってつけの環境です。
皆さんと一緒に仕事ができる日を心待ちにしています。