11月23日 令和4年度名整会総会

名整会会員 各位

平素より当教室に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
令和4年度 名整会総会について、下記のとおりご案内致します。
現地にてご参加される際はマスク等感染対策をされたうえでお越しください。
現地参加が叶わない際はライブ(ZOOM)でご視聴ください。

●日時 2022年11月23日(水・祝)午後3時から
●場所 名古屋マリオットアソシアホテル 16Fアイリス
※現地参加者に制限はなく、参加費もございません。
●形式 ハイブリッド開催(ZOOM接続先は名整会会員用ページのカレンダーをご覧ください)
●プログラム
 午後3時00分~5時00分 総会
 午後5時10分~6時10分 特別講演会(京都大学 松田秀一先生)
※懇親会は開催いたしません。

2022年11月5日 第3回名古屋整形外科研修医セミナー

2022年11月5日、関連病院に所属する初期研修医の先生を対象とした「第3回名古屋研修医向け整形外科セミナー」を実施しました。

関連病院から13名の研修医の先生に参加いただきました。専攻医の先生にもご協力いただき充実したセミナー、ワークショップを実施することができました。

本セミナーでご講演いただきました、町野正明先生、川島至先生、小倉啓介先生。資材の提供をいただきましたジョンソンアンドジョンソン株式会社さんに深謝申し上げます。

研修医向けセミナー担当係 竹上靖彦

令和4年度の名整会総会開催について

名整会会員 各位

平素より当教室に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて令和4年度の名整会総会開催について慎重に検討してまいりました。
その結果、感染対策を徹底したうえで現地開催することを決定いたしました。
ご施設の事情などにより現地参加が叶わない場合は、インターネットを利用してライブでご視聴いただけます。
つきましては 下記のとおりご案内申し上げます。
是非ご出席くださいますようよろしくお願い申し上げます。

  • 日時 2022年11月23日(水・祝)午後3時から
  • 場所 名古屋マリオットアソシアホテル 16F(現地参加者に制限はございません)
  • 形式 ハイブリッド開催(ご視聴URLは後日お知らせします)

プログラム

  • 午後3時00分~5時00分 総会
  • 午後5時10分~6時10分 特別講演会(京都大学 松田秀一先生)
  • 懇親会は開催いたしません

2022年10月 合同カンファレンス報告

2022年10月20日、名古屋大学整形外科合同カンファレンスがWebで開催されました。専攻医による4例の症例提示と長野赤十字病院よりご講演がありました。(文責:長谷川純也、井戸洋旭)

日時:2022年10月20日(木)18:30~
場所:Web開催
司会:名古屋大学 山本美知郎 先生

症例1 慢性再発性多発性骨髄炎(Chronic Recurrent Multifocal Osteomyelitis)の診断に苦慮した1例

日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院 足立篤哉 先生

慢性再発性多発性骨髄炎(Chronic Recurrent Multifocal Osteomyelitis)の診断に苦慮した1例を報告する。症例は14歳女児。左足底痛で症状を発症し、その後腰痛も発症した。腰痛の増悪を認め当院小児科外来に受診し精査目的に当院小児科入院となった。単純X線写真、単純CT、MRI、骨シンチグラフィーを行い左第5中足骨、第4腰椎と左仙骨に病変を認めた。当科に骨生検の依頼があり、左仙骨から骨生検を行ったが非特異的な炎症所見のみで確定診断には至らなかった。再度骨生検の依頼あり第4腰椎から骨生検を行ったが同様の所見で確定診断に至らなかった。確定診断が付かず3度目の骨生検依頼があり、その際に名古屋大学整形外科小児班に相談させて頂き、慢性再発性多発性骨髄炎に矛盾ないと返答いただき、あいち小児保健医療総合センターに転院となった。転院後はNSAIDs内服にて症状は軽快し1週間で退院となった。本症例のように侵襲的行為を避けるためにも慢性再発性多発性骨髄炎を鑑別診断に挙げることが重要であると考えられた。

症例2 尺骨急性塑性変形を伴う橈骨頭脱臼に対し骨切り術を施行した一例

半田市立半田病院 荻久保修平 先生

症例は13歳8ヶ月男性で特記すべき既往歴認めない。新体操部所属しており、バク転を練習している際に失敗し床で左肘を打撲した。当院初診時の身体所見では左肘関節の自発痛、および圧痛、肘関節腫脹を認めた。手指の運動障害や感覚障害は認めなかった。左肘関節レントゲン検査では左橈骨頭前方脱臼、左上腕骨内側上果骨折を認めた。遠位橈尺関節脱臼やその他の部位での骨折は認めなかった。左橈骨頭前方脱臼に対して透視下での非観血的整復を行ったが整復位を保持できなかった。同日左上腕骨内側上果骨折に対し骨接合術を行った。その際に橈骨頭脱臼に対し観血的整復を行なったが整復はできなかった。術中所見では橈骨頭周囲に介在物など整復を阻害する因子は認めなかった。術前後のレントゲン検査
を健側と比較し、尺骨の湾曲の左右差から尺骨急性塑性変形を疑った。受傷2日後に尺骨骨切り術を予定した。尺骨近位1/4ほどで斜めに骨切りし人工骨を充填、シンセスLC-LCPプレートメタフィジアルを使用し骨接合した。術後は回内回外中間位で脱臼を認めなかった。後療法として3週間ギブス固定、その後は肘関節自動運動、他動運動開始した。術後7ヶ月後の時点では屈曲140度、伸展-15度、回内65度、回外90度まで可能となった。尺骨急性塑性変形を伴う橈骨頭脱臼に対し可及的速やかに骨切り術を施行し良好な臨床経過を得た一例を経験した。

症例3 動脈内留置カテーテルにより骨髄炎をきたし、右第2中手骨が欠損した新生児の1例

安城更生病院 武重宏樹 先生

新生児骨髄炎は稀な疾患であるが、特に血管内カテーテル留置や未熟児では骨髄炎のリスクがあり、診断や治療の遅延により骨・関節機能の重度損傷が残る可能性がある。今回、肘正中部での動脈内カテーテル留置により骨髄炎をきたし、右第2中手骨が欠損した新生児の1例を提示する。症例は、26週1日で緊急帝王切開で出生した女児(965g)。同日よりNICU管理となった。日齢17で右肘正中部に上腕動脈内カテーテルを留置し、その2日後に抜去した。日齢22より右肘穿刺部にびらんが、右手背に発赤腫脹が出現し、抗菌薬を開始。血液培養および右肘びらん部の培養からStaphylococcus aureus(MSSA)が検出された。日齢26で当科にコンサルトされ、手背の穿刺を施行。多量の排膿を認めた。培養からは同様にMSSAが検出された。その後も排膿は継続し、日齢36に創部より乳白色の突出物を認め、小児科医師がゴミとして破棄。同日の単純X線にて右第2中手骨の欠損を認め、破棄組織は骨であったと考えられた。その後感染は改善した。現在3歳の時点で、右示指の自動屈曲伸展は可能であり、母指・示指での粗大把持や右手での書字は可能な程度の安定性はあるものの外見上明らかな短縮を認めている。単純X線では示指基節骨のMP関節面が中手骨頭の欠損によりballooningを認めている。本症例検討項目として、今後の治療方針(再建手術の術式や手術時期)および日常生活について(利き手交換の必要性や装具療法)皆様のご意見をお聞きしたい。

症例4 新鮮アキレス腱断裂に対しTriple bundle法をskip incisionで施行した1例

久見愛病院 小牧健太郎 先生

Triple bundleはアキレス腱の近位断端を2束に分け、近位2束・遠位1束をそれぞれBunnel縫合でまとめ、交差するように縫合する方法である。強固な固定により術後早期運動療法、早期スポーツ復帰が可能と言われている。アキレス腱手術では皮切部の創部痛、断端部の展開による癒着、またアキレス腱の伸張による筋力低下が問題となることがしばしばある。このような合併症を少なくするため今回Triple bundle法を若干改良し、かつskip incisionで行ったため紹介する。

演題1 困った時のJuNction ~基礎から応用まで~

長野赤十字病院 佐藤馨 先生

JuNctionは鋼線を連結するシステムです。鋼線同士を連結することで、物理的な強度があがることを根拠に使用しており、鋼線刺入は骨折部に対して30度>60度>90度の順に固定性が高いです。JuNctionの利点は鋼線同士を連結することで物理強度があがる、早期運動が可能、backout、migrationが少ないことが挙げられます。JuNctionは骨折部の直接的な経皮的鋼線刺入のみならず、創外固定やdistractorとして使用することができます。骨折観血的手術・関節内骨折観血的手術に加えて創外固定加算をとることができますが経皮的鋼線刺入術には創外固定加算はとれません。上腕骨顆上骨折に対してJuNctionを使用することをすすめています。その理由としては曲げ強度がクロスピンニング>JuNction>パラレルピンニング、ねじれ強度はクロスピンニング=JuNctionであり、固定性が優れていることに加えて、撓側からの2本刺入でも固定性が担保され、クロスピンニングの合併症である尺骨神経損傷のリスクを低下させることができるため、JuNction使用による撓側刺入を推奨している。

演題2 カルテの書き方 ~医療安全管理と保険診療編~

長野赤十字病院 出口正男 先生

医療裁判に対する医見書や労災書類などの作成業務を行うようになり、学ぶ機会も少ないのでその経験についてお話する。右季肋部痛で胆嚢摘出手術を計画中、実は化膿性脊椎炎で下肢麻痺となってしまった。7,800万円の賠償請求となったが腰痛はないといったカルテ記載があり、腰椎のない化膿性脊椎炎の診断は難しいと判断され、賠償はなく解決した。カルテ記載の原則は開示の可能性を意識して記載し、他職員の非難の記載はしてはいけない。また確証のないことを記載するのはカルテでは事実として残るのでしてはいけない。常に読み手を意識して書く、訴訟の証拠として重みが大きい、疑問形のまま・問題提起だけで終わらないことを意識することが大切である。特に問題提起だけで終わらないことが必要でアセスメントに対する処置を行っていないことになり、開示された際に問題となる可能性がある。偏見や憶測、人格攻撃と受け取られる書き方、ネガティブな感情表現は避ける。医療側の過誤と誤解されるような反省、非難などは書かない。カルテ記載の原則としては診療に必要なことのみを記載する。客観的根拠か、自分自身の認識・記憶にもとづいて記載することが大切である。最近はカルテがコピ&ペーストが頻回に頻用されることが多く、読影レポートが確認されず、リンパ腫の疑いについて記載があったにも関わらず診療されず、半年後に発覚して問題となったケースも存在した。自分で確認した客観的事実を記載することが大切である。裁判では診療記録の記載内容は原則として事実として認定される。重要な点で記載漏れがあるとそのような事実はなかったという架空の事実で有責になるリスクが生じる。また、本人の証言よりも診療記録の文言自体が重視される。字面・文面が独り歩きするリスクもある。保険診療上のカルテ記載に関しては、例えば呼吸心拍監視を算定して保険点数を取っている場合は、毎日医師が記載しなければならない。栄養指導やリハビリ指導などは医師が診療録にかならず書かなければならない。このようなルールが厳守されなければ、保険診療で得たお金の返還を請求されたり、最悪保険診療ができなくなってしまう可能性があるので注意が必要である。

2022年9月 合同カンファレンス報告

2022年9月15日、名古屋大学整形外科合同カンファレンスがWebで開催されました。専攻医による4例の症例提示と県立多治見病院から2題の講演がありました。(文責:小杉山裕亘、大野祐輔)

日時:2022年9月15日(木)18:30~
場所:Web開催
司会:名古屋大学 建部将広先生

症例1 上腕骨外顆・内側上顆骨折を合併した小児肘関節脱臼の1例

市立四日市病院 魚見航平先生
転落外傷により肘関節脱臼骨折を来した。上腕骨外顆・内側上顆骨折を合併していた。術後9週で抜釘術を行い、屈曲可動域制限が次第に改善傾向にある。外顆骨折と内側上顆骨折を合併した肘脱臼は症例報告程度で稀であり、遠位骨端線離開との鑑別を要する。治療法や外固定期間に関して今後症例を蓄積し検討の余地がある。

症例2 両膝関節樹枝状脂肪腫の1例

八千代病院 西郷峻資先生
数年前から関節水腫を繰り返していたが、診断的治療として滑膜切除を行い、樹脂状脂肪種と病理学的に診断した。樹脂状脂肪種は90%が膝関節に発症し、20%は両側例とされ、滑膜切除後の再発は少ないとの報告が多いため、早期の滑膜切除が推奨されると考えられる。

症例3 正中神経麻痺を合併した小児上腕骨顆上骨折の2例

安生更生病院 大山博己先生
小児上腕骨顆上骨折の合併症として神経麻痺を伴うことは決して稀なことではない。術前術後に上腕骨顆上骨折に正中神経麻痺を合併した2例について報告した。神経麻痺については保存治療で観察してよいとする見解や初回手術時に展開すべきとの相反する見解があるが、保存治療で経過をみたとしても2-3か月で回復兆候が見られない場合は何らかの阻害因子の可能性を考えるべきであり、その際MRIや超音波検査は非常に有用となる。

症例4 母指挫滅に対して母指再建を施行した2症例3指

名古屋大学附属病院 石原典子先生
重度母指損傷を来した2例3指について報告した。母指再建時には機能面と整容面の両方を考慮しなければならず、腹部有茎皮弁、Wrap-Around-Frap、足趾移植術といった方法が選択肢となりうる。それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、患者との共通意思決定を行い、治療方針を決定していく必要がある。

演題1 ロボット支援下人工膝関節置換術の小経験

岐阜県立多治見病院 高津哲郎先生
整形外科領域でのロボット支援下手術としては、2019年6月にTHAが、7月にTKAが保険適用となった。TKA支援ロボットはストライカー社(Mako)、ジンマーバイオメット社(ROSA)、スミス&ネフュー社(NAVIO→CORI)から開発されており、使用法、制御法、術中プランニングなどは3社3様である。ロボット支援下人工膝関節置換術は、骨切り精度の向上により、適切な下肢アライメントおよびインプラント設置が得られ、ひいては患者満足度の向上や長期成績向上への期待がもてると考えられる。

演題2 整形外科・手外科用手術機器の開発-市中病院の医師が出来ること-

岐阜県立多治見病院 新井哲也先生
「ほしいと思う手術器具がなければ自分で創ればよい」という座右の銘で、機器開発を進めている。①新井鉗子②BEARマイクロサイザーと自作品を2つ紹介。機器開発では、薬事での認可を得られなければ医療機器として認められない。技術者との相談から経営者会議までの段階で破綻となることが多く、メーカーとの議論の繰り返しが重要である。近年インプラントは海外製輸入が多数を占め、個人名や大学の名を冠した製品を残すことは特に栄誉なことであり、目標にしたいと考え開発にあたっている。

2022年9月8日 名古屋整形外科セミナーを開催しました

9月8日、名古屋整形外科セミナーを開催しました。
講師には東北大学大学院医学系研究科 整形外科学分野 教授 相澤俊峰先生をお招きし、「手術登録からみた脊椎外科の変遷 -疼痛を克服するために-」を講演頂きました。
沢山の参加者の方にご参加頂き誠にありがとうござました。

2022年7月の合同カンファレンスの報告

2022年7月21日(木)、名古屋大学整形外科合同カンファレンスがWebで開催されました。専攻医による4例の症例提示と国立長寿医療研究センターから2題の講演がありました。(文責:小杉山裕亘、松本太郎)

日時:2022年7月21日(木)18:30~
場所:Web開催
司会:名古屋大学 今釜 史郎 先生

症例1 TKA術後の大腿骨顆上粉砕骨折に対してTKA再置換術施行した症例

刈谷豊田総合病院 北見知靖 先生
交通外傷によりTKA周囲骨折を来した。大腿遠位外側部は粉砕し骨折線は骨幹部に及んでいた。再置換術を施工し骨幹部はケーブルで締結した。3ヶ月で骨癒合し良好な経過を得た。TKA周囲骨折は高齢で粗鬆骨であることが多いため、骨接合術が難渋し偽関節や再手術に至ることもあり、再置換術は骨接合術に比べ良好な成績を得られる可能性がある。

症例2 小開放創のみを伴う脛骨腓骨骨幹部開放骨折Gustilo IIIcの一例

名古屋掖済会病院 加藤 三保子 先生
土嚢が崩れ右下肢を挟まれて受傷し右下腿内側に1cm挫創が2か所のみであったが、造影CTにて前脛骨・後脛骨・腓骨動脈の血流途絶を認めた。受傷9時間後に血流再開し足部の血流は良好となった。本症例は血流再開までに6時間を超えていたが患肢温存できた理由として、下腿遠位で筋量が少ない、完全切断ではなく側副血行路が保たれていたことなどが考えられた。

症例3 当院で経験した動物外傷の4例

中津川市民病院 田中耕平 先生
動物外傷は特殊な創部パターンであり、感染症への注意が必要である。熊外傷、イノシシ咬傷、サル咬傷、マムシ咬傷など4症例について報告した。熊外傷では前頭部挫創、手指中節骨開放骨折を受傷し、ドクターカーにより救急搬送。同日洗浄・ピンニング術を施行し、経過良好だった。各動物外傷で菌種が異なるとも言われており、適切な初期対応と抗生剤の選択をする必要がある。

症例4 サリルマブ投与中に人工膝関節全置換術を施行した関節リウマチの一例

江南厚生病院 斎藤 雄馬 先生
RAの疾患活動性が増悪してきたためPSL+SARに治療を変更し、活動性は改善したが膝関節の破壊が進行してきたためTKAを施行した。術前2週からSARを休薬し術後4週で再開した。創治癒遅延を認めたが抗生剤投与と軟膏処置により術後12週で創治癒が得られた。IL-6阻害薬の特徴として術後体温やCRPの上昇が乏しいこと、創部治癒遅延が起こりやすく、SARの術後経過に及ぼす影響はさらなる症例検討が必要である。

演題1 脊椎骨折を1000例調べてみましたー様々な切り口で見えるOVFの実態ー

国立長寿医療研究センター 若尾 典充 先生
OVF受傷後1年の偽関節率、リスクファクターを調査し、ロジスティック解析をした。多変量解析で後壁損傷が、1年後の偽関節率のリスクファクターであった。偽関節の有無によらず1年後の活動性に有意差はなかった。また、MRI:T2輝度変化は受傷1年後の歩行能力低下のリスク因子となった。受傷時のMRIT2highは歩行能力低下を予測する重要な因子である。

演題2 FLSの現状と課題

国立長寿医療研究センター 渡邉 剛 先生
整形外科医、リハビリテーション医、老年内科医、薬剤師等を含むFLS(骨折リエゾンサービス)チームとして2次骨折予防への介入が大腿骨近位部骨折後の再骨折を減少することが報告されており、当院においてもFLS導入により大腿骨近位部骨折後の再骨折が減少した。骨折予防FLS外来も取り組んでおり、骨粗鬆症のみならず、介護やフレイル、老年内科的な問題もチームとして対応している。地域連携を強化することが課題である。